ドムドム

先日、ドムドムバーガーの身売り(全店舗でなくハンバーガー部門だけ)のニュースをやっていて久しぶりにその名を思い出したので、近隣店舗を調べて見たら三重県(桑名)でした。東京ですら赤羽・大泉学園・小平と3店舗しかなかったので仕方ないかなと思いました。隣の市にダイエーがあったので、そこに入っていた気がしますが、そのダイエーも早々に無くなってしまったので森永ラブ(よく考えたらこれもすごい名前だ。確かもうないんですよね、こっちは)とともに私にとってはツチノコ的なチェーン店であります。
「ドムドム」って由来を考えたことがありませんでしたが、「どんどん」売れるようにドンドンバーガーという案だったけどすでに商標登録されていたのでドムドムになったそうです。

たまたま読んだプレビュー記事なんですが、 7月公開でマクドナルド創業者のレイ・クロックという人が主人公の映画があるようで、マクドナルドってマクドナルド兄弟が創業したんでなかったっけと思ったら、彼らはバーベキュー屋をやっていたけど注文の8割がハンバーガーとポテトということに気づき、他のメニューを外してバーガーもお客の好みのトッピングでなく売る側がある程度やりやすい簡単なものにしてオペレーションを単純化して誰にでも作れるようにして人件費を下げた結果、低価格で売れるようになったんだそうです。そこに目をつけたシェイクを一度に５杯作れる機械をセールスしていたのがレイ・クロックで、兄弟とフランチャイズ契約をして全米に広げたのがファストフードやマックの始まりなんだそうです。
今はそれの揺り戻し現象で高級というか普通にひとつずつ調理されたバーガーを出す店が増えてきている気がしますが、マックで育って(？)安いもんだという刷り込みがあるのでなかなかそれが消えないものですね、個人的意見ですが。
なんでも一度安いものが出るとそれが基準になって、送料無料もそうだと思いますが、本当に適正な価格なのにそう思ってもらえなくなっている気がします。バーガーでいうとモスバーガーで味も価格も私はじゅうぶん満足であります。マックは中国工場のイメージが消えず、危なそうだからもう行かないと思います。