「再発防止」

耳にタコができるほど聞いている「再発防止に全力を」というフレーズですが、もはやその言葉に信用性はないのでないでしょうか。

製造業での話ですがいわゆる「歩留まり」という言葉があるように不良品は必ず一定数発生してしまうし、それを無くそうとすることに注力しすぎると逆にコストがかかってしまうということはよく知られているので、それを織り込み済で生産することは常識です。

このやり方をそのまま他の分野に応用できないにしても、思想を取り入れることは難しくないのにミスは起こりうるものだという前提に立っていないで進めている(たとえば起こった場合に緩衝させたりバックアップ機能を用意していないなど)のではないかと思うことが多い気がします。

もちろんミスは起こさないっていう姿勢で何事にも臨むことは基本ですけど。

自分自身にそれが返ってくる個人レベルの話だと自業自得でまだいいけど、そんな言葉で済まされてしまうという、責任があまりにも軽いんじゃないかという思いを毎回感じています。

↓これはお金払っているみたいですが、適正な額なんですかね?

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