どっちもどっち

小選挙区制になる以前から、一人区の場合は共産党の得票がいつも死票になってしまい自民党候補が当選することに間接的に貢献しているということを指摘している人がいましたが(この仕組みをうまく使って国会で存在感を出しているのが公明党)、今回はアベちゃんに退場してもらうのが争点だとしたら無駄な票なんてないので可能か不可能かはともかく野党共闘しないといけなかったと思うんですが、小池百合子の登場により違う話になってしまいました。

アベちゃんは敵(民進党)が弱っている今なら多少人気に陰りがあっても大敗はしないだろうという目論見だったのではないかと思いますけど、小池新党に大量に議席を奪われることになると退陣や下野(本人は過半数割れでそうすると出演したテレビ番組で言ってました)することになりかねません。

英国の先日の選挙も大丈夫と思ってやったのに反対の結果になってしまったのと似ています(まだ投票日は来てませんけど)。

希望の党にしたって、結党発表に集まった十何人だけでは足りないし、都議選のようなあんた誰みたいな候補者ばかりではお話にならないので現役の国会議員がいればいるほどいいと思うのですが、「選別」とモノ扱い用語まで使って絞るのって、いくら自分に人気があるからといってもそこまで上から目線で大丈夫なんですかね。

ニュースで取り上げられる時間は小池百合子の方が圧倒的に多く、ちょっとだけ映るアベちゃんの顔は肉がたるんで醜いのにポスターは何年前に撮ったんだ&修正しすぎだろというものです。

今週の週刊文春ではこいつだけは当選させたくないランキングで豊田真由子を押さえて1位がアベちゃんですからね。

言っときますけど、アベちゃんも小池百合子も保守ではないですからね。

世界的に極右の勢力が増してますけど、よその国の出来事かと思ってたら日本もそういう選択肢しか無くなってしまう時代になったんでしょうか。

↓肉の食い過ぎだと思います

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自民党のポスター。お肌スベスベ。

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