年寄りの話

年寄りがだんだんいなくなっていくのはラジオの世界でもそうで、なんとなく聴いていていきなりすごい話が出てくる確率が高いのは年長者の方が高いと思います。 

以前はそういうことを思うのは圧倒的に永六輔の番組を聴いている時でしたが、今、レギュラー放送をやっていている人でいうと文化放送の土曜15時からの2時間ワイドに出ている伊東四朗がそうだと思います。昔の言葉をたくさん知っているというか実際に使っていた世代なので、リスナーの投稿などに触発されて急に「そういえば」という感じで話が始まるんですよね。

今日だとたとえば、衆議院の解散について、万歳はなんでするのということと、万歳をやっていた議員が手のひらを前に向けていたけどそれはお手上げのポーズで、正しくは手のひらは内側に向けるんだという小言です。

一緒にやっている吉田照美ももう何年かしたらそうなるかもしれません。

三波伸介が生きている時は若手でそんな風には思ったことはなかったんですが。

私も年を取ったということですね。

俺の三波伸介

そういえば笑点三波伸介の時が一番面白かったと思います。

それに、あれが落語というか落語界と思われているのって大きな罪だという気が。

もっとも、あの番組がないと落語は今頃消滅してそうですけど。