延長戦
オリンピックのホッケー男子の決勝戦を見ていて思ったことなんですけど、20分×3ピリオドの試合時間では決着がつかなくて20分の延長戦になりました。
これはいわゆるゴールデンゴール方式の、どちらかに1点でも入るとそこでおしまいのやつです。以前はサドンデス(sudden death = 急死)と言ってましたけど、品がない言い方だったので変わったのでしょうか。
延長戦でも決着がつかない場合はサッカーでPK戦に当たる、1人ずつキーパーと一対一の勝負をして決めます。
延長戦の目的は(試合の目的もそうなんですけどより強い目的)決着をつけることにあるわけで、そこでそれまでと同じ条件で時間だけ延ばしても今までがっぷり四つだったのだからどちらのチームにとっても状況の打開にはならないと思われます。
前置きが長くなりましたがホッケーでなるほど思ったのが「人数を1人減らして延長戦をやる」というものです。同じ人数でやってもそのまま均衡が保たれるだろうから条件を変えたわけですが、他のスポーツもダラダラ延長戦をやるのではなく違う条件にしてやれば決着がつきやすいのではないでしょうか。メンバーを減らすのは一例だけど、それが一番手っ取り早いと思います。
PKはゲームとはまた違う話なので、それで勝っても負けてもなんだかなあという気がしますし(ホッケー女子はそこまでいってましたが)。
野球の無死1・2塁に走者を置いて始めるやつ(タイブレーク)は適正かは別にしてそういう発想ですよね。
↓延長戦開始の模様。NHKより。キーパーを除くと5人→4人になっています。