落語の永久欠番
広島カープの黒田選手がつけていた背番号が球団で3人目(山本浩二、衣笠祥雄)の永久欠番になったそうです。
知らなかったのですが、他球団には準永久欠番というのがあって、概ね「この人」という人(=前につけていた選手と同等かそういう期待が持てる)が現れるまで欠番にしておくということのようです。
落語界の場合は、落語家の芸名にあたる名称が代々襲名(といっても当然歌舞伎から来てると思いますが)されていますが、最近ちょっとどうかなと思うのが世襲が増えていることです。
歌舞伎の場合はその家で代々受け継がれていくものなのでそれでいいのですが、落語は別にそういうことはないので優秀な弟子が継ぐ禅譲という形が自然だと思うけど、特定の一門にそれが目立って多くなっています(たまにはあっていいと思いますので全否定しているわけではありません)。
そういうのが横行すると、血がつながっていないお弟子さんはドッチラケでないでしょうか(名称を継ぎたいと思っているのはどのくらいいるかわかりませんし、そもそも他のことを目標にしてそうですけど)。
中には自分が死んでしまったらどうにもできないからか、生前贈与までするテレビでも有名な方がいましたが、ちょっとどうなのかなという気がします。
寄席の席亭に預けられている名称もあるくらいなのに、家で持っていたり家庭内で回しているのは利権の独占のように思えます。
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