自分で言っといてなんですが、ゼラチンを使ってないのでゼリーではありません。
自家用で売り物にしたりするわけでないのでいいと思うのですが、世に出回っているこの手の紛らわしい言い方は一度整理して欲しいところです。
ゼラチンで固めているのにプリンを名乗るとか。
死人が出るわけではないですが、定義に基づいた呼び方をすることは作る時の勘違いも防げますし。
【材料】
砂糖(三温糖使用) 40g
アガー 10g
水 480g
インスタントコーヒー10g
【道具】
ボウル 砂糖とアガーを混ぜるのに使用。鍋に少しずつ分け入れるので鍋で混ぜ合わせない方が。
鍋 撹拌するので小さくないものを。
ヘラ 撹拌用
タッパー できたゼリーの原液を入れて冷やす用。材料はすべて溶けてふやけるわけではないので500ml容器で入りきります。
【工程】 冷ます時間を除くと全部で10分程度です。
①砂糖とアガーを混ぜ合わせる(アガーがダマにならないようにするため)。
②鍋に水を張り、インスタントコーヒーを全て入れ、①を少しずつ投入(これもダマ防止)。
これで①はほとんど溶けます。
③鍋にくっつかないようゆっくり混ぜながら中火にかけ、沸騰したら弱火にしてさらに2分してから止める。
④粗熱をとってから冷蔵庫で冷やして出来上がり。
①
②
②
③
アガーというのは、ご存知の方も多いと思いますが、ゼラチンと寒天の中間のものだそうで(といっても海藻や豆から抽出したもの)、透明感が高いのと無味無臭が特徴のものだそうです。
ダマになりやすいのも特徴なので、いきなり混ぜるのはご法度。
ちゃんと溶かさないといけないのも注意ポイントで、一旦ダマになるとほぐれないので少しずつ溶かすというのが作業の一番のミソです。
余熱が取れた時点でほとんど固まっています。
↓これを使いました。これにも「ゼリーの素」と書いてありますが。