先週偶然見た番組(NHK 暮らしキラリ解説)なんですが、地熱発電所のことをやっていました。
秋田県の湯沢市に何十年ぶりの大型地熱発電所を建設するということだったんですが稼働率の一覧で、
風力発電 20%
太陽光発電 12%
地熱発電 80%
という数字を見て驚きました。
近所を運転していると、雪が多いこのあたりでもたんぼに太陽電池パネルがたくさん広げてある景色をそこかしこで見るんですが、そんなもんだったんですね。
日本は地熱発電の資源で見ると世界で3番目なんだそうですが、大規模発電所の建設コスト(火力より高い)、建設に適した熱源がほとんど国立・国定公園内にある、温泉地からの反対等の問題があってずっと発電量が横ばいでした。
湯沢市の場合は事業者と温泉地の間に市が入って、湯源の定期的検査(事業者負担)や涸れた場合は過失でなくても損害賠償するといった契約を結んで話を進めていました。
井戸を掘ってマグマで温められたお湯の水蒸気でタービンを回し、使ったお湯はまた地下に戻すので廃棄物は何も出ないし稼働率もいい方法なので今後広がるといいと思いました。
原発のゴミってホント、どうするんですかね。処分できないのに推進している人ってアホだと思います。