重慶爆撃
日テレの報道番組は政府(というかアベちゃん)の機関紙である讀賣新聞グループであることや、芸能人を使っていること自体真面目にやろうとする気がないと私は思うので全く見ませんが、一番日テレらしからぬNNNドキュメントはよく見ます。
昨晩というか日付が今日に変わってからやっていた回は重慶爆撃を取り上げていて、いつもは30分の放送時間なのに1時間版でした。
中国のかなり内陸部にある重慶に日中戦争時に日本軍が軍事施設でなく重慶の民間人を狙って(誤爆でなくそういう指示)をして、その際にアメリカの係留船のすぐそばにも落としたことが後の東京大空襲で米軍側に爆撃のためらいを無くさせる契機になっているという取材に基づくエピソードは考えさせられました。
東京大空襲の経験者がそれの取材結果を知ったけど、米軍だけがひどいのでもないし、かと言って仕方ないとも言えないしで、要は日本軍がおかしかったことが引き金になっているわけです。
何か理由をつけて軍備と言っているけど、こういう話を出すまでもなく戦争になるとロクなことないので本当に勘弁して欲しいと思います。
きれいごとと言われても話し合いによる方向をあくまでも目指すべきだと思います。一度火がつくと、どちらが勝者とかいうよりも両者とも無傷で終わることは近代戦争ではありえませんからね。
28日(日)11:00からBS日テレで再放送のようです。もう一回見ようかなと思います。
↓関係ないけど重慶飯店の月餅