抗命権

財務省の調査は自分たちだけでやってたので大甘でしたよね。
質問にやけて会見してましたし。あの人相当ワルだと思います。 ドラマでいうと渡部篤郎がやるような裏の顔があるみたいな。
いけないことが起きている(やっている) のにそれが正されないと腐っていくばかりだと思います。


パスした後の選手に背後からルールにないぶつかり方をするのと、 確定した公文書を改竄するのって見事にかぶりますし、 それを下っ端にやらせといて自分は知りませんといって責任逃れし ているとこも全く同じ構造だと思います。
違うのは公文書の方は誰も責任を取ってないことですけど。


下っ端の人間は力がある上席から理不尽な指示をされても一般的に は断れないと思います( 断る勇気を持って欲しかったと言ってるアホな人がいるけど実情を何もわかってない気がします)。
断ることができても冷や飯を食わされたり飛ばされることになるでしょうから。


ドイツ人の方がテレビで言ってたのを聞いてなるほどと思ったのが 、 先の大戦の反省からドイツ軍には非人道的な命令に対してはノーと 言える抗命権というものが戦後にできたそうです。
確かに大勢で目的を達成するための方法論のひとつとして有効なの で軍隊形式を真似るという考えは理解できますが(反対だけど)、 いわゆる狂ってるというかよくないところまで取り入れておかしな ことになっている例もこれまた多いと思います。
その基になる軍隊に抗命権というものが取り入れられていると真似するときも加えられる可能性があるのでいい気がします。

日本にはないのでこういうことになってしまったと思うのですが。